どうも! らふ男はれ美です!
2人でドライブをしている時のこと
あれ?
ガソリン代また上がってない?
もうすぐ170円超えそうじゃん・・・
ほんとだぁ・・・
どんどん高くなるね
家計が大変だよほんと・・・
ガソリンの値段ってなんであがるのかね?
もしかして企業側の策略?笑
だったら最近のガソリン代値上げのニュースが嘘になっちゃうよ笑
でもどうやって決まるのかわからないね
ガソリンスタンドを通りかかると、「あれ?先週より高い?」と感じたことはありませんか?
なぜガソリン代は値上がりするのでしょうか。
そしてどうやってガソリンの価格は決まっているのでしょうか。
この記事ではそんな疑問を解き明かしていきたいと思います。
- ガソリンがどうして高騰しているのか
- ガソリンの価格の決まり方
- 日本の法律や制度
ガソリン代が値上がりする理由
原油価格の変動とガソリン価格
ガソリンの値段が変動する一番の原因は、原油価格の変動です。
近年のガソリン価格の変動は「世界的なインフレ」と「ロシアウクライナ戦争」が大きな原因となっています。
ここ数年の価格高騰についてまとめた記事もあるのでよかったら読んでみてください。
記事はこちら↓
為替の影響
為替もまた、ガソリン代の上下に影響を与えます。
日本は使われている原油はほぼすべて海外から輸入しています。
だから、円安になると原油の輸入費用が上がり、その結果ガソリン価格も上がるんです。
つまり、円の価値が下がると、ガソリン代も上がるというわけです。
ガソリンスタンドの値段はどうやって決まるのか
地域ごとの価格差
地域によってガソリンスタンドの価格が違うのも、みなさんは気づいていますか?
これは地域ごとの競争状況や運送費などが理由になります。
たとえば、都会ではガソリンスタンドが多く、競争が激しいので価格を下げてお客さんを呼び込むことがよくあります。
またガソリンは海外から石油タンカーという大きな船で日本国内の港に運ばれてきます。
船で運ばれたガソリンはそこからトラックで運送されます。
港からガソリンスタンドまでの距離が遠ければそれだけ運送費もかかるので、場所によってガソリンの値段に違いが出ることになります。
ガソリンスタンドのサービスと価格
ガソリンスタンドによっては、サービスの違いで価格が変わることもあります。
例えば、洗車サービスや店内の設備の費用、スタッフ対応の人件費などによって価格が上がる場合があります。
設備費や人件費も高騰し始めているので、その影響がガソリン代高騰にも出てきています。
少しでも安くガソリンを入れたいと考えているのなら、自分でガソリンを入れるセルフガソリンスタンドでで給油するといいですよ。
ガソリン価格に影響を与える日本の法律と制度
ガソリン代について日本の法律や制度がどう関係しているのか気になりますよね。
解説していきます。
自由価格制
日本では、ガソリン価格は原則として市場原理により決定されています。
これを「自由価格制」と呼びます。
要するに、ガソリンの生産者と消費者の間で取引が行われ、その結果として価格が決まるのです。
価格カルテルの禁止
「価格カルテル」とは複数の会社が、消費者の知らない場所で話し合いや取り決めを行ない、商品の価格を不当に設定することを言います。
ガソリンの価格については公正取引委員会が価格カルテルを禁止しています。
これは、不当な価格の引き上げや引き下げを防ぐためのものです。
ガソリンを提供している会社が結託してガソリン代の値段を操作しないようになっているんですね。
ガソリンにかかる税金
私たちが目にしているガソリン代はガソリン自体の価格に税金が加わった価格になっています。
2023年現在で価格ガソリンの税金がこのようになります。
ガソリン 1Lにかかる固定の税金 | |
---|---|
ガソリン税(本則税率) | 28.7円 |
ガソリン税(暫定税率) | 25.1円 |
石油税 | 2.8円 |
表示されているガソリン代の約55円は税金ってことですね。
少し話はそれますが、この税金について議論されていることがあります。
議論されていることは私たちが普段買い物をしている時に発生している消費税についてです。
実はガソリンにかかる消費税はガソリン本体についてだけでなく、先ほどの表に書いてあるガソリン税も含めた価格に発生しています。
これはガソリン税にも消費税を払う、つまり二重課税に該当するのではないかということです。
しかしガソリン税については石油会社が納税するため二重課税に当たらないというのが現状の見解のようです。
なんかしっくりしませんね・・・
非常時の石油供給調整
災害時や石油危機など非常時には、「石油備蓄法」に基づき、政府が石油の供給を調整することもあります。
これにより、一時的にガソリンの価格が影響を受ける場合もあります。
これらの法律や制度は、ガソリン価格に影響を与える一因となっています。
しかし、日常的な価格変動の大部分は、国際的な原油価格の動きや為替レートなどによるものが大きいです。
まとめ:ガソリン価格の高騰には様々な理由があった
ガソリン代が値上がりするのは、原油価格や為替、地域やサービスによるところが大きいというのは理解できたかと思います。
とは言っても消費者である私たちからすると、かなり厳しいですよね。
ガソリン代を節約するための賢い車の使い方についての記事もあるのでよかったら読んでみてください。
記事はこちら↓
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