こんにちは
らふ男はれ美です。
今年に入ってから値上げラッシュ・・・わたしたちも日々悩まされています😅
節約したいけど何から始めていいのかわからない。
多くの節約術がありますが、らふ男はれ美がおすすめするのは
今の生活の変えずにできる節約をしていくことです。
今回は白熱電球からLED電球に変えるメリットについて紹介していきます。

電球1つにつき、年間約5,000円の節約が可能になります♪
たったそれだけ?と思うかもしれませんが節約は塵も積もればです。
どれだけ電気代が高騰したのか
2021年6月 | 2022年6月 | |
1kwhあたりの 電気料金 | 27.5円 | 32.13円 |
価格にして1kwh(キロワットアワー)あたり4.63円、約17%上昇しています。
たった5円ほどの違いですがですが、2人暮らしの年間電気使用量の平均は約4,000kwhなので金額にするとこの1年間で年間電気代が約20,000円高くなったことになります。
そう考えるとかなり大きな出費・・・。
補足ですが過去10年間の電気料金で言うと2012年の1kwhあたりの電気料金は18.12円でした。
だいぶ値上がりしてますね。
LED電球と白熱電球
ここからが本題です。
冒頭にもお話ししましたが白熱電球をLED電球に1つ取り替えるだけで年間約5,000円の節約になります。もちろん電球の数だけ節約になっていきます。
以前からLED電球の方が電気代が安くなると言われていましたが、LED電球が出たての頃は販売価格が高く取り替える意味がないんじゃないかなんて言われていました。
最近のLED電球は安価になり、さらにメリットは大きくなっています。
ここからLED電球と白熱電球の比較をしてきます。
比較(使用消費電力、販売価格の相場、平均寿命)
比較は一般家庭で多く利用されている60W(ワット)の白熱電球で行っていきます。
使用消費電力 | 販売価格の相場 | 平均寿命 | |
LED電球 | 10W | 1,800円 | 約40,000時間 |
白熱電球 | 60W | 150円 | 約1,000時間 |
使用消費電力
LED電球は白熱電球の約17%の電力で使用できます。
これだけでもLED電球の方がかなり節約できることがわかりますね。
・〇〇Wは1時間あたりに使用される電気量の単位
・1,000W=1kwh
電球を購入する時に「〇〇Wの電球をください」と言ったりしますが、
実はLED電球に表記されているW数は私たちに解りやすいように表記しているだけで実際の使用電力ではないそうです。
白熱電球を利用していた人たちは「W=明るさ」という基準にして購入していました。
使用電力が少なくても同等の明るさになるLED電球を購入する時に「W」の表記がないと混乱してしまうので、今でもLED電球に〇〇Wと表記しています。
正しくは白熱電球と同等の明るさの「〇〇W相当のLED電球」と言います。
販売価格の相場
ここだけ見るとまだ白熱電球の方がお得な気がしますね。
後ほど記載してある年間の費用の計算を見るとLED電球の方が節約になることがわかると思います。
平均寿命
使用頻度にもよるので誤差はありますが、差は40倍!
確かに昔白熱電球を使用していた時は家に電球のストックがいくつもあって頻繁に取り替えていた気がします。
LED電球と白熱電球の年間費用の差は
現在の電気代でLED電球、白熱電球の年間費用を計算します。
今回1日の電球使用時間は「8時間」とします。
まずは電気代を計算。計算方法は
W数÷1,000(Wをkwhにする)×1日の使用時間×kwhあたりの電気代×365(1年の日数)=年間の電気代
合わせて平均寿命から電球の1年間の費用を計算します。
①電球の平均寿命÷1日の使用時間÷365(1年の日数)=電球が使用できる年数 ②電球の相場÷電球が使用できる年数=1年間の電球費用
先ほど紹介したLED電球と白熱電球の詳細の数字を利用します。
使用消費電力 | 販売価格の相場 | 平均寿命 | |
LED電球 | 10W | 1,800円 | 約40,000時間 |
白熱電球 | 60W | 150円 | 約1,000時間 |
それでは実際に計算してみましょう。
LED電球の年間費用
年間の電気代
10÷1,000×8×32.13×365=約938円
年間の電球代
①40,000÷8÷365=約13年 ②1,800÷13=約138円
電気代と電球代の合計
938+138=1,076円
LED電球使用で年間費用は1,076円となります。
白熱電球の年間費用
年間の電気代
60÷1,000×8×32.13×365=5,629円
年間の電球代
①1,000÷8÷365=約0.34年(約4ヶ月) ②150÷0.34=441円(1年に3個電球が必要)
電気代と電球代の合計
5,629+441=6,070円
白熱電球の年間費用は6,070円となります。
LED電球と白熱電球の差額
これまで計算してきたLED電球と白熱電球の年間費用の差額は
1,076ー6,070=ー4,994円
LED電球を使用していると白熱電球に比べ年間4,994円の節約になることがわかります。
いかがですか?
電球の価格を見た時は白熱電球の方が、得だと思いますが年間の費用で計算するとLED電球の方が得ですね。
自宅に設置している電球1つでこの差なので、個数が増えればそれだけ大きな節約になります。
我が家ではリビングに4つ、トイレに1つお風呂に1つ電球があります。
つまりLED電球に取り替えるだけで年間30,000円の節約になりました。
もしご自宅で白熱球を使用しているのであればすぐにでも交換ですね。

過去の電気代での比較
補足になりますが、1年前と10年前の電気代でも比較してきます。
年々差額は大きくなっていて、LED電球に変えた方がいいことがわかります。
2012年 | 2021年 | |
LED電球 | 669円 | 941円 |
白熱電球 | 3,631円 | 5,259円 |
差額 | 2,962円 | 4,318円 |
実際計算してみた時驚きました。
知らないうちに電気代ってこんなに上がっていたんだって・・・。
今使用している白熱電球からLED電球に交換できるのか?
結論から言うと可能です。
ただしいくつかポイントがあるので説明していきます。
電球の大きさ
白熱電球に比べLED電球の方がサイズ大きいものが多く、使用している照明器具でLED電球に交換するとサイズが合わず設置できないことがあります。
金口のサイズ
金口とは電球を差し込む部分のことです。
電球によってサイズが違うので購入する時には気をつけましょう。
失敗せず買うには今使っている白熱電球をもって電気屋さんに行って「これと同じLED電球をください。」と店員さんに伝えて選んでもらうといいと思います。
まとめ
もし自宅で使用している電球が白熱電球ならすぐにLED電球に取り替えましょう。
引っ越し先が賃貸の場合、白熱電球が取り付けられている物件が多いので最初購入するのに費用はかかりますが、交換するだけでかなりの節約になります。
値上げは今後も続きそうなのでまずできるところから節約してみてはいかがでしょうか。
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